浮気調査の料金（費用）ってどれくらいかかるの？相場や調査期間を解説

彼氏や旦那の浮気を疑っていて、裁判に向けて探偵事務所に浮気調査を依頼しようと考えていても、浮気調査の料金（費用）の相場は一日いくらくらいなのか、どのくらいの期間浮気調査をしてくれるのか、など様々な疑問があると思います。この記事ではそれらの疑問について解説します。

浮気調査で彼氏や旦那の証拠を押さるための料金（費用）を知りたい

また、同じ業者でも、浮気調査はパートナーの行動パターンなどに合わせてパートナーや浮気相手を見失わないように複数の調査員で尾行したり、車やバイクなども複数台使用したりすることもあり、調査一つ一つで見積もりはある程度は異なります。

具体的には、調査員の料金の相場は１名あたり１時間で5,000～12,000円、この他に、車やバイクなどの車両も浮気調査で基本的に使用するので、車両費も掛かります。

そのため多くの探偵社では、お得で分かりやすい料金プランを用意しているところもあります。よく見られる料金プランについて３つご紹介します。

時間制の料金プラン

この料金プランは、「１時間あたりの調査員の単価×調査時間+諸経費」から算出され、短時間で浮気調査をするためにも、パートナーが実際に浮気する日時・場所・タイミングが分かっている人に向いているプランです。料金の相場は、１日あたり10万～15万円が一般的です。

しかし、時間内で浮気調査が終わらない場合も多くあり、浮気調査を延長してもらうと延長料金が高額な場合があるため、総合的には割高になる場合が多々あります。

パック料金

この料金プランは、「時間」と「料金」が定額で決まっていて一定料金以上費用の負担がないので、明確に費用が分かりやすいプランです。調査員の人数や調査期間によって料金は大きく異なりますので、ホームページなどから比較してみましょう。

探偵社によって、10時間パックや20時間パックなど、時間で料金を決めているとこもあれば、5日間パックや10日間パックなど、日にちで区切っているところもあります。比較的長時間の契約になるので、その分料金が割安になります。また、時間を数日に分けて調査することもできるため、パートナーの都合に合わせて調査を行ってもらえます。

しかし、調査期間の途中で浮気調査の証拠が掴めて浮気調査が終了になったり、浮気調査の途中で契約をキャンセルしようとしても、残りの時間分は料金が返金されないことがあります。また、調査期間終了後に延長して浮気調査をしてもらおうとすると延長料金が高くなり、料金が割高になってしまうことがあります。

さらに、いくら調査期間中でも、急遽即日で浮気調査を依頼したり、尾行人数を増やしたりなど、調査内容などを変更すると追加費用が発生する場合もあるので注意が必要です。

成功報酬型

成功報酬型は、「着手金+成功報酬+諸経費」で料金が決められます。

浮気の証拠という結果を得られれば全額を支払いますが、浮気の証拠が得られなければ先に支払った着手金のみ、もしくは「完全成功報酬制」と言って、浮気の証拠が得られなければ支払金額が無料になる、というプランです。基本的に長期にわたる調査が多いです。

一見この「成功報酬型」が利用者にとって最も良い料金体系に思えますが、注意が必要です。
というのも浮気調査の「成功」の定義が、「浮気している証拠が掴めなくても、浮気していない証拠が得られたから成功」と言って料金を請求してくる探偵社もあります。また、パートナーの浮気や不倫が決定的な場合のみこのプランが使えるというような条件を幾つも設けている探偵社もあるので、成功報酬型の利用にも注意が必要です。

浮気調査はどこに依頼すればいいの？調査の流れや費用の相場について

2021.10.4

今回は「浮気調査の依頼のやり方」がわからない人を対象に、調査の一連の流れはどうなっているのか？また依頼した場合の調査の費用や料金プラン、相場はどれくらいなのか？という視点から、抑えておきたい重要なポイントを踏まえて、探偵や興信所について解説します。...

調査料金の内訳（1日あたりの相場目安）

では、浮気調査の費用の相場は１日いくらなのでしょうか。

一般的な浮気調査費用の内訳の相場は、

が主な内訳です。
また、浮気調査の費用は他にも

などがかかる場合があります。

特に人件費に関しては、浮気調査では基本的に尾行や聞き込みをします。調査対象者を見失わないように複数人で尾行をすることが必要ですし、繁華街では特に尾行人数を増やしてパートナーや浮気相手を見失わないようにしています。また、尾行する調査員も定期的に交代して、顔が感づかれないようにしますし、パートナーや浮気相手がホテルなどに長時間滞在している時はその間張り込んでおく必要もあるので、人件費は調査それぞれで幅があります。

様々総合すると、１日の浮気調査の料金の相場は8万～15万円と幅があります。

浮気調査にかかる期間

では、彼氏や旦那の浮気や不倫の調査にはどのくらいの期間がかかるものなのでしょうか。結論としては、最低でも数日はかかります。

理由は、離婚訴訟や慰謝料請求などを検討している場合、法的には複数回相手と会っている証拠を押さえることが重要となるからです。

また、長時間パックを利用している場合は、

などパートナーが浮気しそうなタイミングに合わせて浮気調査を依頼することが効果的と言えます。

1日だけでも調査依頼は可能？

パートナーがいつどこで浮気相手と接触しそうか、などの日時や場所を探偵社と共有することでピンポイントで浮気調査をすることができます。

ただし、１日だけの浮気調査では効果的な証拠が得られなかった場合、追加調査を依頼するとその料金は割高になることがあるので注意が必要です。

予算の関係で１日だけの浮気調査を依頼する場合、事前に予算を探偵社に伝えておくことで、その予算内で効果的に浮気調査をすることが可能ですし、もし追加調査になった場合も引き続き予算内で最大限の浮気調査をしてもらうことが期待できます。特に、浮気調査の費用を請求された際、浮気調査の費用の他に経費や雑費などが別途請求される場合もあるので、事前に料金表で内訳を確認することが重要です。

浮気調査をする際に探偵事務所を比較するポイントや費用、調査内容について

2021.9.24

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既婚者が費用を出してでも探偵に浮気調査を依頼するメリット

ここまで浮気調査に掛かる料金についてご紹介しましたが、ある程度まとまった費用や時間が掛かることがお分かりいただけたと思います。そのため、わざわざ高い費用を払って探偵に浮気調査を依頼することに戸惑う人もいるかと思いますが、本気でパートナーの浮気を疑い、別れたいと思っているなら自分で調査するよりも探偵社を利用するほうが得られるメリットは大きいと言えます。

特に旦那や妻など、結婚しているパートナーに対して浮気を疑っている場合は、探偵に依頼して対応してもらうほうが良いでしょう。なぜなら、次のようなメリットがあるからです。

では、婚姻関係にある方が、探偵社に浮気調査を依頼するメリットについて具体的に見ていきましょう。

不倫の有無を確認できる

不倫を疑って一人で悩むだけでは、夫婦関係はうまくいきません。だからといって、何の証拠もないまま相手を問い詰めれば、ただただ夫婦間に亀裂が入って終わってしまうかも知れません。

しかし、探偵社に浮気調査を依頼すれば、そもそも不倫はあったのか、不倫相手は誰なのか、などパートナーに感づかれずに詳しく知ることができます。不倫があったにしろ、なかったにしろ、不倫を疑っていたなら、まずは不倫の有無を知ることで夫婦問題の解決の糸口になることもあるのではないでしょうか。

更に、もし不倫が発覚した場合、夫婦関係を継続するとしても、不倫が発覚したことをパートナーに伝えることで、不倫を辞めさせたり、今後の不倫の再発防止に繋げることもできます。

夫婦関係の改善につながる

不倫の事実が発覚しても、必ず離婚や慰謝料請求に繋がるわけではありません。

実際に、不倫をやめて夫婦関係を修復したというケースも多くあります。探偵社によって不倫の事実が発覚しても、そこから夫婦間で話し合いなどを続けることで夫婦間の溝などを埋め、夫婦関係を修復させることができることもあります。

また、探偵社にはカウンセラーがいるところもあり、カウンセラーのサポートによって夫婦関係の修復をすることもできます。夫婦二人だけでは関係の修復が難しくても、カウンセラーに頼れるのは心強いのではないでしょうか。

浮気調査で証拠を集めても法的効力がなければ意味がない！裁判で有利になる証拠とは？

2021.10.7

パートナーの浮気や不倫の証拠としてLINEでのやりとりや写真に注目が集まっていますが、法的証拠として使うことは可能？そこで相手にLINEの情報をもとに慰謝料請求を行うためにどんな浮気の調査をすればよいか、また、探偵に浮気の調査を依頼するメリットについて解説します。...

裁判や調停で法的効力のある報告書を作成してもらえる

伴侶の不倫の証拠を持っていれば、いざ離婚訴訟になった場合も離婚が決まりやすくなります。いくら自分が不倫をしていても、離婚はしたくない、というパートナーもいるでしょう。しかし、不倫をしていない方が離婚を望み、離婚訴訟を起こした場合、不倫の証拠を持っていれば、パートナーは裁判で負けやすくなり、離婚に繋げることができます。

また、不倫の証拠があることで、慰謝料の請求もしやすくなりますし、慰謝料をパートナーにだけでなく、不倫相手にも請求することができます。不倫発覚後、婚姻関係を継続する場合、慰謝料の相場は数十万～100万円、不倫が原因で離婚になった場合は100万～500万円が慰謝料の相場です。勿論、慰謝料は裁判を起こさなくてもパートナー側に請求することができ、

などを考慮して慰謝料の金額を決めることができます。場合によっては、浮気調査の費用以上の金額を慰謝料で手にできることもあります。

探偵社によっては、弁護士がいるところもあり、裁判や調停で使える報告書の作成をお任せすることができます。また、弁護士に裁判の流れなどを教わることもでき、より高額な慰謝料を請求できる可能性があるので、頼れる存在です。

相手からの離婚要望を拒否できる

離婚話が出た場合、離婚の原因を作ったことに責任のある配偶者のことを「有責配偶者」と言います。不倫をした場合、不倫相手と再婚を望んだり、夫婦関係を辞めたりしたいがために、不倫をしている側から伴侶に離婚を申し出ることがあります。しかし、探偵社を通じてパートナーの不倫を知っていれば、いくらパートナーが自分の不倫を隠していてもパートナーからの離婚要望を拒否して、夫婦関係の修復に向かって励むことができます。

これは、離婚訴訟を起こしても同じです。
民法では、不貞行為は配偶者への重大な裏切り行為であり、自らその裏切り行為をした人の勝手な理由で離婚するのは不合意だ、と捉えられています。そのため、不倫をしていない方が「離婚しない」と主張している限りは裁判でも離婚を決定することができません。

慰謝料などで調査費用を回収できる可能性がある

不倫である不貞行為が発覚した場合、離婚するかどうかに関わらず、不倫をしていたパートナーに慰謝料を請求することができ、場合によっては、浮気調査の費用以上の慰謝料を請求することも可能です。

また、パートナーが既婚者であることを知っていたのであれば、浮気相手からも慰謝料を請求することができる場合があります。

自分で浮気調査をすると、メールのやり取りなど法的には有効でない証拠しか掴めない場合があるでしょう。しかし、探偵社に依頼することで複数人の調査員が、不倫の証拠となる写真など法的に認められる証拠を得るように努めてくれます。慰謝料請求をしたい場合は特に、探偵社に浮気調査を依頼することにより成功率を飛躍的に高められるでしょう。

自分の生活を犠牲にしなくてもいい

結婚していると、家事や育児、介護、仕事などで自分のことをする時間が限られると思います。しかし、探偵社に浮気調査を依頼すれば、自分の代わりに浮気調査をしてくれるので、自分は日常生活を送ることができ、家族にも浮気調査をしていることを把握されにくいです。浮気調査の方法も、調査員が一人ひとりに合った方法を提示しますし、安心して日常生活が送れるのも魅力です。

念書を書いてもらいやすい

不倫が発覚し、夫婦関係を継続する場合でも、「もう浮気相手には会わないし、不倫はしない。もしまた不倫したら慰謝料を払う。」などの念書を書いてもらいたい場合もあるかも知れません。しかし、探偵社に弁護士がいれば、その弁護士の協力の元でそのような念書を作成することができます。また、弁護士経由で、パートナーに知られずに不倫相手に念書を書いてもらうことも可能です。

「もう不倫はしない。」と口約束だけだと心配ですが、念書に署名や捺印もしてもらえば、少しは安心すると思いますし、念書を書くことによって、パートナーもことの重大さを痛感するでしょう。

まとめ

一度浮気や不倫を疑うと、なかなかその疑いが晴れないこともありますが、探偵社に浮気調査を依頼することで満足する結果を得られ、少しは問題解決の糸口になると思います。経験豊富な探偵社なら、あなたに最適な解決方法をご提案することが可能です。ぜひ一緒に問題を解決しましょう。