ツイッターで人探しをする方法とは?拡散する際の注意点などを解説

Twitterの魅力は情報の拡散力にありますが、この拡散力を人探しに活用する方法もあります。
では、実際にどうやってTwitterで人探しをすれば良いのでしょうか?
この記事ではそうしたTwitterで人探しをする方法や注意点について解説していきます。

ツイッターで人探しをする方法

ネット環境が整っている現代では、多くの人がスマホやPCからインターネットを利用しています。特にSNSは世代を超えてネット上でのコミニュケーションに使われていると言えるでしょう。

このSNSとはSocial Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称で、LINE・mixi・Twitter・Facebook・Instagramなどがあり、それぞれに特徴があります。

中でも拡散力が強い傾向にあるSNSがTwitterで、この特徴を生かして人探し調査を行うことも可能です。実際、失踪した人や行方が分からない人の調査でTwitterを利用するケースも少なくありません。

具体的なTwitterを用いた人探しの方法としては

  • キーワード検索
  • ツイートで情報提供を呼びかける

この2つの方法があげられます。

では実際にこの2つの方法を詳しく解説していきましょう!

キーワード検索

探している人の名前やニックネームなど、特定のキーワードを使ってTwitter上で検索する方法です。検索キーワードを探し人が使ってTwitterをしていた場合、対象者の投稿などが表示され人探し調査が進展する可能性があります。

ただし、Twitterではアカウント名を本名で登録しているケースが少ないため、単に名前だけの検索では探し人発見に繋がらないかもしれません。

Twitter検索でヒットしやすい傾向にあるニックネームや住所・趣味・旅行先など、複数のキーワードを組み合わせることが上手く調査を行うコツです。

また検索のやり方によっては、探している人物ではなく対象者の友人などのアカウントが見つかるケースもあるでしょう。その際は、友人のツイート履歴を辿ってみることで探している人の情報を得られる可能性があります。

ツイートで情報提供

Twitterで使われるもう1つの人探し方法が、自分のアカウントからのツイート(つぶやき)で探している人の情報提供を呼びかける方法です。ツイートが多くのTwitter利用者の目に留まれば、その分第3者への情報提供を求める呼びかけが可能になります。

探している人の名前や特徴、画像など具体性のある情報をツイートに含めることで、より有力な情報提供も期待しやすくなるでしょう。
また、ツイートの際には#拡散希望」「#RTお願いします」などのハッシュタグを付けるのもポイントです。このようなタグを付けることで、ツイートを見た第3者からのリツイート(ツイートの共有)が狙いやすくなります。

リツイートが多くのユーザーにされるほど、ツイートは広範囲に拡散されるため、その規模によっては日本全国のTwitter利用者から情報を集められる場合もあるでしょう。

このようにツイートで人探しの情報提供を呼びかける方法では、個人の力では実現しづらい広範囲のネットワークを利用した調査をすることが可能になります。

なぜツイッターを使って人探しをするのか?

なぜTwitterは人探しによく使われることが多いのでしょうか?

その理由としては

  • 利用者数が多い
  • 拡散力がある
  • 探している人の情報を添付できる(写真、動画など)

などの点があげられます。

Twitterの利用者数は2021年度の段階で国内で4500万以上いると言われており、その数は膨大です。国内利用者が多いとされる3大SNSの内、Twitter以外の利用者数はFacebookが2500万人、Instagramが3300万人程度ですので、2021年時点でTwitterは3大SNSの中で最も利用されていると言えます。
LINEをSNSに含めるかどうかは判断が分かれる所ですが、日本で圧倒的な利用者を誇るLINEの次に規模が大きいSNSということで、Twitterは人探しに使われることが多いです。

また、前述したようなハッシュタグやリツイート機能による拡散力も人探しに使われている理由の一つです。より多くの人に情報提供を呼びかけられるのは、人探し調査においてこの上ないメリットだと言えるでしょう。Twitterよりも利用者の多いLINEでは登録している利用者間でしか、基本的に情報を集められないため人探し調査にはあまり向いていません。

なおかつTwitterならばハッシュタグ(#)やリツイート機能を使うことにより、自分の友人やフォロワーのみならず、フォロー・フォロワー外の直接的な繋がりが無い人達にも人探しの情報が拡散されていきます。

そしてこの拡散力の高さに加えて、対象者の情報を文字だけでなく写真や動画という形でツイートに添付できるのもTwitterが人探しで活用しやすい理由だと言えるでしょう。情報提供する側も具体的な情報を提示してもらうことで発信者が求めている情報を連絡しやすくなります。

ツイッターを使った人探しのコツ・事例

Twitterで効率よく情報提供を呼びかけるコツとしては、次の表にまとめてある事柄をツイートに記載することがあげられます。

対象者の情報 ・名前・身長・体重・本人の特徴・顔写真・行方不明になった日時・当時の服装・最後に目撃された場所
ハッシュタグ(#) ・#拡散希望・#RTお願いします・#RT希望・#人探し #探し人が居るエリア名や地名(例:#名古屋など)

ちなみにハッシュタグは拡散希望といった特定のワードの前に#を付けなければ機能しませんので、注意してください。また、情報提供を呼びかけるツイートは固定ツイートや自身でリツイートすることで、周囲の人に見てもらえる機会が増えます。

単に拡散希望、RTお願いしますと記載するよりもタグ付けをすることで、より多くの人にツイートが拡散されやすくなります。

では実際にTwitterを使ってどのように人探しが行われているのでしょうか?
ここでは母親が家出した娘を探すためにTwitterを利用して、人探し情報をツイート・拡散した事例を紹介します。

人探し情報をツイート・拡散した例
▪︎探し人: 18歳(女性)
▪︎投稿者 : 探し人の母親
【実際に母親がTwitterにしたツイート】
2週間前に●●市内の自宅から家出した娘がまだ戻ってきていません。
何か知っている方は●●警察署に情報提供をお願いします。
名前:●●●
体型:身長●cmやせ型
行方不明日:●月●日
服装:紺色のパーカーにデニムズボン
#拡散希望・#RTお願いします・#RT希望・#人探し
【Twitterのツイートに母親が添付した画像】
・探し人の写真数枚
【母親のツイートが拡散された結果】
探し人である娘の知人からの連絡で、娘が友達の家で過ごしていることが判明した模様。

ツイッターでの人探しをする際の注意点

スマホ
Twitterは人探しの際によく使われるSNSですが、使う際にはいくつかの注意点があります。

主な注意点
・Twitter社の規約に抵触する可能性がある
・個人情報の流出の可能性がある
・誤った情報が送られてくる可能性がある

Twitter社では「個人情報に関するポリシー」という形で個人情報の扱いにおける明確なルールを定めています。ルールに違反した場合、違反が軽い物であれば削除要請のみでペナルティが済みますが、重大な違反や違反の繰り返しだとアカウント自体が使えなくなる可能性があります。
特に大きなペナルティの対象となりやすいのは、住所や個人情報などを当人の許可なく掲載したケースです。
どこまでの範囲が個人情報に該当するのかは「個人情報に関するポリシー」の項目に記載されています。他人の個人情報を含んだツイートを考えている人は、このようなルールを把握した上でTwitterの規約に抵触しないようにしましょう。

また、Twitter規約に違反していなくても、個人情報を晒す行為は対象者に誹謗中傷を受けるきっかけを作りやすいので注意してください。誹謗中傷の被害がひどい物であれば重度のプライバシー侵害があったとして、個人情報を晒した側が損害賠償を請求される可能性もあります。これは対象者が個人情報を晒されたツイートの削除要請をしていなくても同様です。
そしてもちろん、対象者の個人情報だけでなく、自分自身の情報の取り扱いにも気をつけておかなければなりません。自分で自らの情報を開示したとしても、第3者によって誹謗中傷の被害を受ける可能性があります。

このような事態を招かないためにも、対象者や投稿者個人を明確に特定できるような情報は開示しないようにしておきましょう。

加えてもう1点注意してほしいのが、仮に情報提供を呼びかけたとしても必ず正しい情報が送られてくるとは限らないということです。Twitterの利用者が多いことは人探し調査におけるメリットだと言えますが、その反面いい加減な情報や裏付けができていない情報なども集まってしまう可能性も秘めています。そうした部分は不特定多数が利用するTwitterの性質上、防げない事柄ですので、提供された情報は自身でしっかりと分析を行い真偽を見分けていく必要があるでしょう。

Twitterで人探しを行う際は、本項で紹介した3点にまず気を配ってみてください。

連絡先を警察にする

人探しを呼びかけるツイートの中には、犯罪を目的とした投稿もあるのが現状です。第3者が善意で情報提供したのに、それがきっかけでストーカー事件などに発展してしまったケースもこれまでに存在します。

こうした悪質な目的のツイートと差別化するためにも、できるだけ人探しに関する投稿では事前に捜索願を出し、警察と連携を取っているということを示した方が良いでしょう。情報提供の連絡先を管轄の警察署にしておけば発信者の信頼性も高まります。

近年では「犯罪投稿をリツイートするだけでも協力したことになる」という意識を持つ人が少なくないので、警察が関わっているという点はリツイートする側も安心しやすいです。

ただし、失踪者や行方不明者に関する人探しではなく、個人的な交遊関係に関する人探しでは本項でお伝えした方法を用いることができません。

対象者の画像を用意する

探し人に関わりを持つ人物が情報提供の呼びかけを見たとしても、ツイート文の情報だけで対象者を思い浮かべるのは難しいかもしれません。特に女性はメイクによって印象が変わりやすいため、雰囲気や部分的な特徴を伝えるのみだと家族や知人以外の人間では気づけない可能性が高いです。

このような理由から探し人の呼びかけをするツイートでは、対象者の画像を添付することが大切だと言えます。できれば1枚だけでなく、複数枚の画像を用意しておくとツイートを見た人が知り合いに似た人が居ないかを確認しやすくなるでしょう。

人探しは探偵に依頼するという選択肢も

相談
人探しはTwitterを使って自分で調査するのも良いですが、人探しのノウハウを持つ探偵に調査依頼するというのも1つの手です。

人探しを探偵に依頼するメリット
①経験豊富な探偵が人探し調査をしてくれる
②相手に感づかれる可能性が低い
③自分の時間や労力を使わずに済む

自分で行う調査に比べると、探偵の人探し調査では上記の3つのメリットが得られるのが特徴です。

それでは具体的に3つのメリットをそれぞれ紹介していきましょう。

プロの探偵が人探し調査をしてくれる

人探しをする際、一般の方ではどのように調査していけば良いのかわからない場面も多いかと思います。たとえTwitterで探し人の現在地を特定できたとしても、それからの調査で行き詰ってしまう方は少なくありません。

ですが、探偵に調査を依頼することで経験と独自ノウハウを活かした人探しが期待できます。人探しに関して多くの実績を持つ探偵であれば、その分スキル面で頼りになりやすいでしょう。探偵に人探しを依頼することは、対象者を発見する可能性を高めることに繋がります。

また、探している人の足取りを掴むための張り込み・聞き込み・尾行といった部分でも探偵の力は頼りになるでしょう。

相手に感づかれる可能性が低い

探偵に依頼する上での2つ目のメリットは、自分で調査するよりも人探しが対象者に感づかれる可能性が低いという点です。

人探しには自身が探していることを相手に知られたくないケースもあります。

特に過去の交際相手や疎遠になった友達を探しているような、個人的な都合による人探しだとその傾向が強いです。

しかし自身で調査する場合、交流のあった相手に知られず身辺を探っていくというのは、比較的難易度が高くなりやすいのが悩み所。対象者と顔を合わせていたり、関わりを持っていたことがあれば相手も探っている存在に気づきやすく、調査がバレてしまうリスクが高まります。

Twitterでの情報提供の呼びかけに関しても、探し人本人に気付かれてしまう可能性があると言えるでしょう。

このような点においても、探偵に依頼することで感づかれるリスクを軽減できます。探偵は対象者に顔を知られていない存在であるため、人探しの依頼者のことはもちろん、調査をしていること自体がバレにくいです。自然な形での人探し調査を行いたいのであれば、探偵の力を借りることを検討してみましょう。

ここで弊社に依頼された過去の調査事例について紹介します!
過去の調査事例
依頼者:48歳(女性)
依頼内容:学生の時からお世話になっていた先輩と連絡が取れなくなったので弊社に相談。Twitterで情報提供を呼びかけたが進展は無かったとのこと。対象者の住んでいる地域は判明していたため、調査員が現地に赴き聞き込みを行った。
【調査結果】
交遊関係を細かく調査した結果、対象者は急な病気で入院中であることが判明。対象者本人からのメッセージも合わせて判明した情報を依頼者へ報告した。

自分の時間や労力を使わずに済む

探偵に依頼する上での3つ目のメリットは自分の時間や労力を使わずに人探しが行えるという点です。

人を探すという行為は、基本的にそれなりの時間や労力を必要とします。一般人の方が自分で調査する場合、学校や仕事以外のプライベートな時間を調査に割くことになるので、生活に支障が起きたり調査範囲に限界があったりするかもしれません。

一方、探偵は業務として人探しを行う関係で一般の方よりも多くの時間と労力を調査に割くことが可能です。自身では行いづらい深夜や早朝、もしくは遠方の調査においても料金こそ掛かりますが、探偵であれば望み通りに行えます。その場合、依頼者は普段の生活を過ごしながら探偵からの報告を待てば良いので、調査によって自分の時間や労力を負担する必要がありません。

なおアステル探偵事務所は累計14,000件以上の実績をもつ調査会社とパートナーシップを結んでいる関係で、綿密な調査が期待できるのが特徴です。依頼者様からの情報を元に経験豊富な調査員が捜索者の情報取得に日々努めております。
ネットやTwitterを含むSNS情報からの人探しをするケースなどにも対応しておりますので、調査を検討されている場合はぜひ弊社の無料相談を利用してみてください。

まとめ

近年では、ネットを利用した人探しを行うことも可能です。特にTwitterは利用者が多く拡散力も高いため、SNSの中でも人探しがしやすい部類に入ります。

Twitterでの人探しでは、キーワード検索する方法やツイートで情報提供を呼びかける方法を行うのが一般的です。人探しのツイートをする時はハッシュタグを用いることで、Twitterならではの高い拡散力を利用することができます。ただし、呼びかけによって届いた情報は必ずしも正しいとは限りませんので、情報の真偽を見分ける作業も必要になるでしょう。

また、人探しに関する投稿をする時はTwitterの規約や法律に違反しないように、個人情報の取扱いには注意してください。

人探しを効率的に行いたい場合は、探偵に依頼をするのもおすすめです。依頼をすることによって探偵の経験やスキルを活かした調査が期待できますし、自分の時間や労力を調査に使わずに済みます。自身が調査しているという事を相手に知られたくない場合も、探偵に任せることでそのリスクを下げることが可能です。

ちなみに探し人が居ると思われる現地の調査は探偵にお願いして、Twitterやネット上の情報集めは自身で行うといった分担作業で調査効率をあげることもできます。人探しの際は、状況に合わせて探偵の利用を考えてみると良いでしょう。

人探し調査をお考えの方

人探しの目的はお客様の目的により様々です。お子様の家出から高齢者の徘徊など、ご自身だけでは探し切れないというケースも多々みられます。アステル探偵事務所では、14000件を超える調査実績がある調査専門会社と連携しております。下記のフォームからお問い合わせ頂きますと、弊所相談員からご連絡を差し上げます。費用や条件面など、ご心配なことがありましたらぜひ一度ご相談ください。