人探しをアプリでやることは可能?スマホで調査する方法

スマートフォンの無料アプリやSNSによって自分で人探しをすることができます。アプリもSNSもそれぞれ特徴がありますが、場合によっては違法行為になることもあります。しかし、プロの探偵社は合法の範囲で、より効果的に人探しをすることができます。この記事では特に無料で使える人探しアプリでの調査方法について説明していきます。

人探しに使える無料アプリは?

引っ越していった昔の友人、以前お世話になった知人、初恋の人、など、音信不通になったけど会いたい人はいませんか?自分で人探しをする際、スマホのアプリを使って人探しをすることができます。

人探しで使える無料アプリには例えば、

  • 探す(iOS 13以降)
  • 友達を探す(iOS12まで)
  • デバイスマネージャー(Android)
  • どこにいるの(Android)
  • 電話発見(Android)
  • 端末を探す(Android)

などがあります。

一つずつ、簡単な使用方法や機能などを説明していきましょう!!

探す

「探す」のアプリは、iPhoneやiPad、iPod touchなどで無料で使えます。まずはアプリをダウンロードしてアプリを開き、自分の位置情報を共有したい相手の名前や電話番号を入力し、「相手も自分の位置情報を共有する」を選ぶことで、お互いの位置情報を知ることができます。

調査対象者が今いる場所までの経路を地図で表示させたり、調査対象者が所定の場所に到着したり出発したりした時に知らせるように設定することができます。また、所定の場所にいない時にも通知を受け取ることができます。人探し中に調査対象者の携帯電話の電波が切れていても、最後に電波が届いていた場所を知ることができます。

ただし、使用にはApple IDやパスワードが必要ですし、使用の際は調査対象者に通知が行きます。また、調査対象者と自分の位置情報をあらかじめ共有するように設定しておくことが必要です。

友達を探す

iPhone専用の無料アプリです。アプリを開き、調査対象者のメールアドレスや電話番号を入力したり、AirDropを使用したりすることで相手と位置情報を共有でき、相手の位置を3D表示で伝えてくれます。相手が特定の場所に到着したら自分に通知が来るように設定することもできます。また、相手がいる場所までの道順も教えてくれます。

デバイスマネージャー

デバイスマネージャーはAndroid専用の無料アプリです。使用方法は、まずデバイスマネージャーのアプリをダウンロードし、携帯電話のホーム画面から「設定」をタップし、さらに「Google」、「セキュリティー」、「端末を探す」をタップして、「ON」にします。

調査対象者の携帯電話を遠隔操作し、調査対象者の携帯電話から音を鳴らすこともできたりします。位置情報は非常に正確ですし、Googleアカウントと連携しているので、自分の携帯電話以外の端末でも使用することができます。

ただし、事前に自分と相手の携帯電話それぞれでお互いの位置情報を共有するように設定しておくことが必要です。

どこにいるの

5人まで相手の位置情報を取得できるAndroid向けの無料アプリです。また、相手の携帯電話が机などに置かれていれば位置情報を更新しなかったり、相手の携帯電話からGPSの電波が発信されていなければ位置情報を取得しなかったりと、バッテリーが減りにくい仕組みを取っています。

また、調査対象者の一日の動きを、地図上に表示させ、滞在した場所も色を変えるなどして分かりやすく知らせてくれます。

ただし、調査対象者の位置情報が広範囲でしか分からなかったり、調査対象者が地下にいると位置情報が取得できない場合もあります。

電話発見

地図上に調査対象者の正確な位置と住所を表示してくれる無料アプリです。調査対象者が広い公園や施設にいても、調査対象者の具体的な位置情報が分かります。調査対象者が移動したら、調査対象者の移動経路などもリアルタイムで表示してくれます。

Android専用なので、調査対象者がAndroidを使用していないと利用できません。ほぼタイムラグなしで位置情報を通知してくれますが、時には更新が遅いこともありますし、位置がずれることもあります。

調査対象者の位置情報を取得する際、自分が相手の位置情報を知ろうとしていることが相手に通知されるので、注意が必要です。

端末を探す

Android搭載の端末の位置情報を取得できる無料アプリです。調査対象者の位置情報を地図上で特定し、その場所までの経路を教えてくれます。調査対象者がビルなどの建物にいても、建物のインドアマップも使用できるため、調査対象者の具体的な位置が分かりやすいです。調査対象者が携帯電話の電源を切っているなどで調査対象者の位置情報が分からない場合は、調査対象者の最後の位置を表示してくれます。

Android向けのアプリなので、調査対象者がAndroidを使用していることが必要です。

有料版のアプリの方が人探しには効果的?

人探しに使える有料アプリもあります。有料アプリだと、相手の位置情報や移動経路がより正確に分かったりなどして、無料アプリに比べて効果的なものもあります。

しかし、中には法に抵触する恐れのあるアプリもあります。多くの場合、人探しに使えるアプリはGPSを使うことが多いです。確かに、GPS機能があると、調査対象者の位置情報が取得しやすく、人探しが効率的になります。しかし、GPSで位置情報を調べることは「プライバシーの侵害」になったり、もし相手の携帯電話に無断でGPSアプリをダウンロードしたりした場合は「不正アクセス禁止法違法」「不正指令電磁的記録に関する罪」などの違法行為になることがあります。実際、GPS機能付きアプリの使用は違法という判決事例も過去にあります。そのため、GPSアプリを使用する際は注意が必要です。

アプリを使って人探しをする際に注意すべきポイント

注意点
・「不正指令電磁的記録に関する罪」などに抵触する場合がある
ことは先述しましたが、他にも、
・相手もアプリを使用している必要がある
・相手に、自分が相手の位置情報を取得しようとしている旨の通知が行くことがある

人探しをする以前に、調査対象者となる相手の携帯電話にアプリをダウンロードしておくことは難しい点も多々あると思います。もちろん、たとえ家族であっても、携帯電話の持ち主に無断でアプリをダウンロードすることは違法行為となります。

一般的に多くの人に使われているSNSもおすすめ

GPSアプリの使用には注意が必要、とお伝えしましたが、GPSアプリを使わなくても人探しができます。それは「SNSを使う」というものです。

人探しに使えるSNSには以下のような様々なものがあります。

・LINE(ライン)
・Instagram(インスタグラム)
・Facebook(meta)(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・WhatsApp(ワッツアップ)

などがその一例です。それぞれの特徴などをご説明していきます。

LINE(ライン)


LINEは、全世代の利用率が約87%あり、特に10〜30代では95%近くの人が利用しています。LINEには、「タイムライン」という機能があり、使用者が近況や、「〇〇に引っ越しました」「△△で働いています!」などの位置情報を入力していることがあります。調査対象者の電話番号などの連絡先を知っている場合、LINEで検索することで調査対象者を見つけられることがあります。

ただし、LINEユーザーでも、タイムラインには特に近況などを記載していない場合もあります。

Instagram(インスタグラム)


Instagramは、基本的に文字だけの投稿ができず、主に画像や動画の投稿ができます。画像や動画からたくさんの情報を得られることが多いので、投稿された画像から調査対象者の位置情報が分かったりなど、人探しに有効となる場合があります。

ただし、Instagramは主に若年層の利用率が高く、中高年の利用率が比較的低い傾向にあります

facebook(meta)(フェイスブック)


Facebookは、世界中で27億人以上が登録しているSNSです。基本的に本名で登録するため、名前での検索がしやすいです。また、ダイレクトメールも送れるため、本人が見つかれば、本人に直接連絡を取ることができます。

また、Facebookのアプリでは、自分の携帯電話の電話帳に登録されている人の中でFacebookを使用している人を自動で探す機能があります。

ただし、多くの人が使用しているため、同姓同名の人が見つかる可能性があり、プロフィールや画像、投稿内容などで、調査対象者本人かきちんと確認する必要があります。

Twitter(ツイッター)

Twitterは投稿が簡単で、「人を探しています」などの情報を拡散してもらいやすいです。投稿が簡単なため、リアルタイムの情報を受け取りやすいです。

Twitter自体、本名ではなく、匿名でアカウントを作成することが多いので、Twitterで調査対象者の名前を使って検索などして探すよりは、情報を拡散してもらうことで調査対象者の情報を得やすくなります。

ただ、拡散しやすいので、調査対象者やあなた自身の個人情報を必要以上に記載するのは避けるようにしましょう。また、若年層の利用率は高いものの、高齢の方の利用率は比較的低く、なりすましも多いので注意が必要です。

WhatsApp(ワッツアップ)


WhatsAppは、海外では連絡をとるSNSアプリの中で最もシェア率が高い、と言われ、最近は日本でも利用者が増えてきたSNSアプリです。調査対象者がWhatsAppを利用している場合、調査対象者は今WhatsAppにログインしているか、前回WhatsAppにログインしたのはいつか、といったログイン履歴を調べることができます。

日本ではまだシェア率は低いですが、使い方自体はシンプルで使いやすいです。

人探しのプロである探偵に依頼する選択肢もある

以上のようにアプリやSNSを使って人探しができますが、

  • 調査対象者も同じアプリを使用している必要がある
  • GPSアプリは違法行為となる危険性がある
  • SNSではなりすましがいることがある

また、調査対象者の個人情報をSNSに上げることで、迷惑行為になることもあり、また制約や条件があるためSNSなどで人探しをするのには限界があります。

しかし、人探しは探偵社に依頼することができます。探偵社はプロとして合法の範囲内かつ最適な方法で人探しが可能です。

アステル探偵事務所は日本一の調査会社とパートナーシップをもち、調査員は全員が熟練したプロの調査員です。人探しはスピードが大切です。アステル探偵事務所では無料でご相談を承っておりますので、心配なことがあれば、いつでもお気軽にまずはご相談だけでもご連絡ください。

まとめ

確かに人探しは自分でもすることはできますが、個人情報を記載しなくてはいけない、SNSではなりすましもいる、など不安な面や難しい面もあるでしょう。緊急性の高い場合は警察に連絡が必須ですが、探偵社や興信所は合法の範囲で人探しをするプロフェッショナルです。無料相談やオンライン相談を受け付けている探偵社もありますのでまずは連絡してみましょう。

人探し調査をお考えの方

人探しの目的はお客様の目的により様々です。お子様の家出から高齢者の徘徊など、ご自身だけでは探し切れないというケースも多々みられます。アステル探偵事務所では、14000件を超える調査実績がある調査専門会社と連携しております。下記のフォームからお問い合わせ頂きますと、弊所相談員からご連絡を差し上げます。費用や条件面など、ご心配なことがありましたらぜひ一度ご相談ください。