探偵や興信所が人探しをする調査方法とは?どこに依頼すべきかを解説

人探しには色々なやり方がありますが、すぐに調べたいのであれば、警察に連絡するのも手ですが、探偵や興信所に依頼するのもおすすめです。この記事では探偵へ依頼することを想定した人探しの手段や方法、そして人探しの方法の選択基準を紹介します。

どういった種類の人探しがあるのか

人探しにはどういった種類があるでしょうか?例えば行方不明や知人の所在確認など、人探しの種類は思いつくだけでも様々ですが、人探しの種類は大きく2つに分けることができます。

それは

  • 失踪人の人探し
  • 再開を目的とした人探し

の2つです。

「失踪人の人探し」とは、誘拐や行方不明・家出といったように、何らかの理由で、失踪してしまった人を探す人探しになります。
失踪の理由が自分の意思で失踪したケースもあれば、何らかの事件に巻き込まれてしまっている可能性のあるケースもあり、失踪理由に応じて人探しの方法が異なってきます。

次に「再開を目的とした人探し」とは、過去に仲の良かった友人・知人、生き別れの肉親・親族などを探しているケースで、この人探しは疎遠になった人の、現在の状況・住所・連絡先などを探し、可能であれば直接会って再開を果たすのが主な目的です。
疎遠になった年数や、探している相手の現状など、ケースに応じて人探しの成功率が大きく異なる場合があります。

それでは人探しの種類を2つに分けてまとめてみましょう!

失踪者の人探し ・誘拐
・旅行先で行方不明
・家出
・自殺
・駆け落ち(浮気・不倫)
・夜逃げ(金銭トラブル)
・トラブルからの逃避(DV・いじめなど)
・その他急な失踪
再開を目的とした人探し ・仲の良かった同級生
・初恋の相手
・昔の恋人
・学生時代の恩師
・元同僚
・退職者
・元配偶者や家族
・生き別れた親族

人探しはこの他にも様々な種類があります。

人探しをするにはどんな方法がある?

人探しを実際に行うにはどんな方法があるんですか?

詳しく解説していきましょう!!

具体的に人探しは

  • 探偵や興信所に依頼
  • 警察に依頼
  • 自分で探す

という、3つの方法が考えられます。

それでは個別に3つの方法を見ていきましょう。

探偵や興信所に依頼する場合

1つ目は探偵や興信所に人探しを依頼する方法です。探偵は人探しを希望する依頼者からお金を貰って、人探しを業務として行う調査のプロであり、人探しの方法としては最も成功率が高いです。

探偵に人探しを依頼する方法は

①ネット上で探偵や興信所を検索し探偵事務所を探す
②電話などで無料相談をし詳細を面談で伝える
③依頼者よりヒアリングした情報を元に調査可能であれば契約を結ぶ
④探偵による人探しの調査開始
⑤人探しの調査結果を調査報告書として受領する

このような流れで依頼を行い、調査報告書を受領することで人探しの依頼は完了します。

探偵に人探しを依頼することで、様々なメリットがありますが、探偵に人探しを依頼する唯一のデメリットといえるのが、依頼の費用がかかるという点です。
探偵に依頼した場合の相場は10~100万円程度と幅がありますが、この費用は人探しをする人物の情報が少なく、また依頼期間が長期間になるほど金額が高くなります。

ですが費用に関しては、調査対象者の事前の情報が多いほど、探偵の調査がスムーズに行うことができるため、調査期間も短くなり、結果として依頼金額も安くなる可能性があります。
ですから探偵や興信所に依頼する前に、行方不明者の情報を自分で集めておくのも、依頼の費用を下げ、調査期間を短縮するためのポイントです。

警察はどのように人探しをする?

2つ目は警察に人探しを依頼する方法です。警察は事件に巻き込まれた可能性の高い、緊急性・事件性がある人探しに関しては、大規模かつ組織的に人探しを行います。

ですから失踪人の調査は警察の調査が非常に有効ですが、全ての失踪人に対して警察は人探しを行うわけではなく、事件性に欠ける場合や、過去の知人を探しているなどの緊急性が低いケースでは警察は民事不介入を理由に関与しないのが一般的です。

例えば誘拐によって失踪した人を探す場合は、刑事事件の可能性という大前提がありますが、不倫による駆け落ちによって失踪した場合などは、駆け落ちはあくまで個人の自由なので、警察がこれに介入すると、個人の自由という権利に干渉することになります。

このように失踪が民事による理由と判断した場合は、民事不介入を理由に捜査をしない可能性があります。

具体的に警察が積極的に人探しを行うケース
・誘拐など事件に巻き込まれている可能性が高い
・災害や交通事故に巻き込まれた可能性が高い
・遺書や日常の言動から自殺の可能性が高い
・危険物所持や精神障害などで他人を傷つける可能性が高い
・病人や高齢者や未成年など1人では生活が困難

探している人がこれらのケースに該当する場合は、警察が積極的に人探しを行ってくれる可能性が高くなります。

警察は関与しない可能性が高いケース
・事件性の低い家出
・駆け落ち
・夜逃げ
・再開を目的とした人探し

例えこれらのケースに該当していなくても、警察が人探しを行ってくれる可能性もあるため、探している理由が失踪の場合などは、念のため警察に捜索願も出すようにしましょう。

自分で人探しをする事も可能?

人探しはもちろん個人的に行うことも可能です。警察に捜索願を出したり、探偵に人探しを依頼する前に、自分で事前にある程度の調査を行っておけば、その後の人探しをスムーズに行える可能性が高くなります。

自分簡単に調査をするやり方としては

  • 対象者の知人や友人をたどる
  • SNSやネットで検索する

などのやり方があります。

人探しの第1歩として、まずは対象者の友人や知人に連絡を取ってみましょう。ひょっとしたら身近な人が居場所を知っている場合もありますし、対象者の情報を得ることもできる可能性があります。

またネットの普及している現在では、インターネットやSNSを使って人探しをする方法も有効です。
例えば、失踪など時間が経過していない人探しであれば、LINEやTwitterの投稿履歴を元に、投稿の途絶えた場所や最後に連絡を取った友人などがわかります。

またネット上の掲示板やSNS上で実際に人探しを呼びかけてみることで、対象者の有効な情報が集まる場合もあります。
他にもネット上では、時間が経過していても過去の情報も残っている可能性が高いため、対象者の過去の様々な情報を集めるのも有効です。

まずは「身近な人への確認」「ネット上での検索」を行った上で、警察・探偵への人探しを依頼し、その後も自分で人探しを行うなどの検討をするのが、自分で行う人探しのベストな手順になります。

自分で人探しを行うデメリット

人探しを自分で行う場合、デメリットもいくつかあります。

例えば

  • ストーカー規制法に違反する場合がある
  • プライバシー侵害になる場合がある
  • 自分で人探しをするには限界がある

などです。

一方的な恋愛感情を持った相手を、尾行や張り込みなどで探す行為は、ストーカー規制法違反になる可能性があります。
もし自分で人探しを行う目的が、一方的な恋愛感情などに基づいていた場合は、相手のことを身近な人へ確認したり、ネットで調べる程度に留めておき、現地で実際に対象者を探す行為などは止めましょう。

そして一方的な恋愛感情がなくても、探している対象者に深く干渉する場合は、プライバシーを侵害されたとして、損害賠償を請求される可能性があります。ですから人探しで、個人の自由に干渉するような調査は避けるようにしましょう。

また自分で人探しをするには、どうしても限界があります。簡単な人探しであれば見つかる可能性もありますが、人探しの難易度が高いほど、豊富な情報量とそれを探す時間が必要になってきます。

人探しをする方法の選択の基準


人探しを行う前に、人探しをする方法を選択する基準を持っておくと、その後の選択がスムーズに行うことができ効果的に人探しが行えます。

基準をまとめると

①自分で身近な人やネットから情報を探す
②緊急性や事件性があればすぐに警察に捜索願を出す
③警察で扱ってもらえない場合は探偵や興信所に人探しを依頼する

という流れになります。

ですから人探しにあまりお金をかけたくない場合や、人探しにそこまで重要性がない場合などは、その後も自分で人探しをすることになります。また人探しの理由が失踪の場合、どんなケースでも念のため警察に捜索願は出しておきましょう。

探偵に人探しを依頼するメリット

より確実に人を探したい場合は、警察とは違い「依頼」を受ければ確実に調査をしてもらえる、探偵や興信所に相談するのがおすすめです。

探偵や興信所に依頼することで

  • 自分で探すよりスピードが格段に早い
  • 経験豊富な調査員が対応
  • 遠方でも対応してくれる場合が多い

などのメリットがあります。

まず探偵や興信所に人探しを依頼することで、自分で調査するよりスピードが格段に早くなります。
人探しを自分で行う場合は、日々の仕事などの日常生活のスケジュールの中で、空いた時間の範囲内でしか探すことができません。ですが探偵や興信所は、業務として日々のスケジュールの多くを人探しに充てることができます。

ですから必然的に自分で探すよりも調査に充てる時間は多くなるため、業務として多くの時間を人探しに使える点は、探偵や興信所に依頼するメリットの1つです。

次に自分で人探しを行う場合、聞き込みや張り込みなど、現地で実際に「どのように人探しを行うのかと?」といった、ノウハウや経験が大きく不足しています。ですが探偵や興信所は業務として人探しを行っているプロなので、人探しのノウハウや経験が豊富です。
経験豊富なプロの調査員が人探しの対応をするという点は、探偵や興信所に依頼する大きなメリットの1つです。

また探偵や興信所は、規模が大きいほど全国に支社を構え、全国対応で業務を行っています。ですから探している人物がどこにいても、地域の情報に精通した現地の調査員を使うことで、効率よく人を探すことができる点は、探偵や興信所に依頼するメリットの1つです。

アステル探偵事務所では、累計14,000件以上の実績をもつ調査会社との強力なパートナーシップを結んでおり、人探し調査においても多数の実績があります。情報を元にプロの調査員が日本全国どこでも的確に調査し、捜索者の情報取得に努めております。無料でご相談を承っておりますので、ぜひご利用ください。

まとめ

人探しはどんなケースでも、まずは自分で現状を調べるのが大事です。まずは自分がしようと思っている人探しが、どんなケースに該当するのか自分で確認するようにしましょう。
そしてどのような人探しのケースでも、確実性を求めるのであれば、探偵や興信所に依頼することをおすすめします。
また緊急性・事件性の高い人探しに関しては、探偵や興信所に依頼するだけでなく、必ず警察にも捜索願を依頼するようにしましょう。

人探し調査をお考えの方

人探しの目的はお客様の目的により様々です。お子様の家出から高齢者の徘徊など、ご自身だけでは探し切れないというケースも多々みられます。アステル探偵事務所では、14000件を超える調査実績がある調査専門会社と連携しております。下記のフォームからお問い合わせ頂きますと、弊所相談員からご連絡を差し上げます。費用や条件面など、ご心配なことがありましたらぜひ一度ご相談ください。