パートナーの浮気調査といえば、カメラを使って浮気の現場を撮影する方法が一般的ですが、ほかにも携帯やスマホのアプリで位置情報を探ったり、消去されたデータや履歴を復元して自分の携帯に転送などして浮気の証拠を掴む方法があります。
しかし、パートナーに黙ってパスワードを入手し、勝手に携帯やスマホを操作すると法律に抵触する危険があります。
この記事では携帯やスマホを利用した浮気調査のポイントと注意点について解説します。
浮気調査でパートナーの携帯の中を確認する方法
恋人や結婚相手の行動が怪しいと浮気をしているかを知りたくなりますし、もし実際に浮気をしているならその証拠を押さえたい、手に入れたいと思うでしょう。
パートナーが浮気をしている場合、その証拠の多くが詰まっているのは携帯電話です。携帯電話には、写真や動画、連絡先、メール、SNS、など多くの情報が入っており、浮気の証拠となるものも多く保存されている可能性があります。
では、仮にパートナーの携帯電話を見れたとして、決定的な浮気の証拠を見つけるにはまずどこから確認すればいいのでしょうか。
基本的には次の4つの情報を確認しましょう。
・位置情報
・マッチングアプリ
・インターネットの検索履歴
はじめにLINEのトークを確認する方法をご紹介します。
まずはLINEから確認してみよう
LINEのトークを読めば簡単に浮気チェックができます。
LINEは今や携帯ユーザーのほとんどが利用しており、パートナーがLINEで浮気相手とやり取りをしている可能性も十分に考えられます。そのため、LINEを見れば簡単に浮気相手を絞ることもできるでしょう。
ただし、LINEは手軽にトークを消去できるアプリです。そのため、パートナーが逐一浮気相手とのトークを削除している可能性もあります。また、逐一でなくても定期的にLINEを使った浮気の証拠を削除している場合は一目見ただけでは浮気の証拠を確認できません。
そのよう場合、いくつかの方法でLINEでの浮気の証拠を探すことができます。
別の端末でLINEに入る
まずは、Macやパソコンなど、別の端末でパスワードを使ってパートナーのLINEにログインする方法です。
パートナーが携帯のLINEで「送信取消」ではなく「削除」をしている場合、他の端末でパートナーのLINEにログインすると、パートナーの携帯で「削除」したものを見ることができます。
パートナーのLINEのアカウントにパスワードでログインする必要はありますが、一番シンプルな方法ですので試してみましょう。
LINEトークの非表示を確認する
LINEでは、特定の相手とのやり取りを「非表示」にすることで、相手から通知が来ても、携帯画面上に相手からのメッセージや相手の名前が表示されないようにできます。
非表示のトークがある段階で、浮気の疑いが強まりますし、実際にLINEを開くと相手とのやり取りが見られ、トーク内容を確認することができます。
LINE復元をする
LINEのトークが消去されている場合、「LINE復元」をして、消去されたトーク内容を見ることができます。具体的には、iPhoneならLINEアプリを再度インストールして「トーク履歴の復元」を選択する、Androidならバックアップを確認したり、「LINE Keep」というLINE上のサービスを利用する、「Phone Rescue」などのLINE復元アプリを使う、などの方法があります。
ただし、iPhoneでLINEアプリを削除し、再度インストールする場合や、Androidでバックアップを確認してLINE復元をする際は、あくまで最後にバックアップを取った時点でのLINEの情報が復元されることに注意してください。
LINE以外のアプリのデータを復元するには
パートナーがそもそもLINEをしていなかったり、浮気相手との写真やメール、通話履歴などを削除している可能性もあります。その場合はどうやってパートナーの携帯から浮気のやりとりを調べることができるのでしょうか。LINE以外でも、パートナーの携帯から浮気の情報を集める方法は幾つかあります。
画像などのデータを復元したい場合、iPhoneでは以下のような復元ツールが使えます。
iFonebox (アイフォンボックス)
・無料
・日本語版もある
・30日間返品や返金の保障がある
ファイナルデータ11プラス
・データ復元業界で最大手のメーカー
・21年連続で国内の市場シェアNO.1
・無料版は数秒でダウンロードができる
・有料版は容量の制限なし
Recoverit (リカバリット)
・SDカードやUSBなどのデータ復元もできる
・1000種類以上のファイル形式やフォーマットが復元可能
・無料版から有料版まで4種類ある
PhoneRescue (フォトレスキュー)
・初心者でも使いやすい
・iPhoneやAndroidの連絡先や写真を復元できる
EaseUS Data Recovery Wizard Pro(ウィザードプロ)
・全形式のファイル復元に対応
・無料版は2GBまで対応
・不明点は年中無休のテクニカルサポートセンターに相談できる
・テクニカルサポートセンターのヘルプでもデータが復元できなければ、全額返金制度の対象となる
フォトリカバリー9.0plus
・有料
・動画を一括で復元できる
Wondershare Dr. Fone for iOS(ワンダーシェア ドクターフォン)
・iPhoneやAndroidの不具合修復、データ転送、画面のロック解除などのトラブルに対応している
・5,000万人ものユーザーがいる
Recuva (レクーバ)
・日本語版がある
・緑、黄色、赤のアイコンで復元確率を表示する
・指定した文字列を含むファイル名だけを表示できる
データ復元ツールは様々あるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
データ復元ツールを使用する際の注意点
復元ツールは便利ですが、注意点もあります。
まず、そもそもデータを復元できない可能性がある、ということです。中にはウィザードプロのように、「全額返金制度」があるものもありますが、データ復元ツールを利用しても、復元できないデータがあることもあるので、注意してください。
また、復元方法が難しいものもあります。テクニカルサポートセンターに連絡して質問ができるものもありますが、中には、日本語に対応していなかったり、使用方法が難しくて思うように復元できなかったりすることもあります。料金だけで決めず、サポートの有無なども決め手の一つにするといいでしょう。
更に、課金で高額になるものもあります。
一部の復元が無料でできるものもありますが、基本的に、多くのデータを復元する場合は有料です。中には、復元したいデータが多いと課金が必要なものもあります。そのような場合は、復元が必要なデータと不要なデータを分けると安くなります。
パートナーの位置情報を知ろう
携帯電話では、GPSアプリを使ってパートナーの位置情報を知ることもできます。まず、Androidで使えるGPSアプリをご紹介します。
Androidの場合
・画面上にパートナーのアイコンが表示でき、分かりやすい
・特定の場所を登録し、相手の出発や到着をアラームで知らせてくれる
・今日一日の、GPSで位置情報が分かった場所の履歴を地図で確認できる
・地図上に、相手の位置を表示してくれる
・チャット機能がある
・グループ機能を使って、位置情報が共有できる
・パソコンでもパートナーの位置が分かる
・パートナーの位置が緑のマークで表示され、分かりやすい
・移動履歴も分かる
・日本製
・無料版は10分毎に位置情報が分かる
- Cerberus(ケルベロス)
・数分間隔でパートナーの移動経路が分かる
・遠隔操作で写真や動画の撮影ができる
iPhoneの場合
iPhoneでもパートナーの位置が分かるアプリを使えます。
Glympse
・完全無料
・位置情報が正確
Life360
・10年以上の実績がある
・位置情報が正確
・世界各国で展開されている
TrackView (トラックビュー)
・日本語で対応
・無料
・動作が不安定なことがある
Spyzie (スパイジー)
・月額約6,000円
・iCloudのIDとパスワードが必要
ただし、GPSアプリを利用するには、パートナーの携帯電話の電源が入っている必要があります。また、GPS情報だけでは浮気の証拠にならず、慰謝料請求の際でも裁判で認められるような浮気の証拠にならない点も気を付けましょう。
また、令和3年にストーカー規制法が改正され、本人の承諾なくパートナーの携帯にGPSアプリをインストールすると違法行為になる可能性が高くなったので、十分に注意してください。
マッチングアプリで探そう
夫もしくは妻がマッチングアプリのサイトに登録しているだけでは、法的には「不貞行為」にはなりません。「不貞行為」は、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことです。しかし、マッチングアプリがきっかけで知り合った人と浮気をしていることも考えられます。
もちろん夫婦ではなく、恋人でも、マッチングアプリで見つけた人と浮気をしている可能性もあるので、まずは、パートナーの携帯のロックを解除できたら、マッチングアプリの有無と、そのアプリの中で知り合った人がいないかをチェックしてください。
インターネットの検索履歴をチェックしよう
パートナーの携帯電話を見ることができれば、インターネットの検索履歴をチェックすることで浮気の有無を確認できるかもしれません。
検索履歴を調べてみて
- デートスポット
- ホテル
- 遠方の観光名所
- 映画館などの予約システム
などを検索した形跡があれば、浮気相手と行ったのではないか、出張ではなく浮気相手との旅行だったのではないか、などと浮気の可能性を疑ってみましょう。
ここまで携帯電話から浮気の証拠を見つける方法を説明してきましたが、そもそもパートナーの携帯電話を開けないと意味がありません。
多くの人は自分の携帯電話にパスコードを設定しています。特に浮気や不倫をしている場合は、尚の事自分の携帯電話の管理をしっかりするためにパスコードを設定したり、元々設定していたパスコードを変更していたりすることもあります。パートナーの携帯電話を見るには、まずは何らかの手段を使ってパートナーの携帯電話のパスコードを把握し、ロックを解除する必要があります。
パスコードは数字の4桁で、調査によると、ゾロ目や、自分の生まれた年や学校卒業など思い出の年、子供の誕生日、「2580」「0852」というキーパッドの真ん中の列を上や下から順番に押した数列がよくパスコードに使われています。思い当たるパスコードを入力することで、ロックを解除し、パートナーの携帯電話の中を見ることができます。
ただし、一定の回数以上ロックの解除に失敗すると、携帯電話内のデータが消えたり、自分の顔が撮影されてしまったりすることがあるので、十分に気を付けることが必要です。
浮気をしている時に取りがちな行動パターン
今まで、パートナーの浮気調査を携帯電話を使ってする方法などについて解説してきましたが、そもそもパートナーの浮気を疑うきっかけは何があるでしょうか。
・携帯にロックをかけるようになった
・家の中でも肌身離さず携帯を持ち歩くようになった
・着信があってもすぐに電話に出なくなった
・メールが来てもその場で見なくなった
・今までと違うスタンプを使うようになった
・既読が遅くなった
・夜間や週末などにLINEがよく来るようになった
など、携帯をきっかけに疑うようになった人もいます。
パートナーにこれらの様子が見られたときは、今回ご紹介したような方法で携帯電話の中身をチェックしてみましょう。
携帯をチェックする際に注意すべき点
今まで、パートナーの携帯電話をチェックする方法について解説してきましたが、そもそも他人の携帯電話のロックをこっそり解除しようとしたり、ついLINEの確認、携帯電話のデータを見たり、こっそり録音をするのはオススメしません。
オススメしない理由には以下のものがあります。
・相手にバレて信頼関係が崩れる場合がある
・不正指令電磁的記録供用罪に問われることがある
・相手ときちんと話すことが何より大切
・はっきりとさせる事で復縁するパターンも多い
・訴訟で使えるような証拠が得られないことがある
パートナーがたとえ実際に浮気や不倫をしていても、自分も違法行為をしていいわけではありませんし、むしろこっそり携帯電話を見て内容を確かめていることがバレてしまえば信頼関係を失い、パートナーとの関係を修復しようとしても、なかなか溝が埋まらない場合もあります。
その点、アステル探偵事務所では探偵業法の元、様々ある浮気調査方法の中から、あなたに合った方法を提供致します。東京や大阪のような都市圏以外でも全国のエリアで無料相談を行っておおります。ぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
ここまでの記事はあくまで手法であり弊社が推奨するものではありません。
最もいいのはパートナーと話し合い、お互いの明るい未来に向けて前向きに進めることだと考えます。
パートナーの浮気や不倫を疑い始めると、何からしていいのか分からないこともありますが、探偵事務所に浮気調査を依頼することで、合法の範囲内で調査をしてもらえます。パートナーの携帯電話を見るなど自分で浮気調査をする方法もありますが、本格的に調査をする場合は、お気軽に探偵事務所にお声がけください。