探偵にパートナーの浮気や不倫の調査を依頼しようと思っても、どの探偵社や興信所、調査会社に調査を依頼するか迷うと思います。
この記事では探偵社の選び方や、浮気調査を依頼する際にかかる具体的な費用、そして契約から調査完了までの流れという形で、おすすめの探偵社の特徴を紹介します。
浮気調査の証拠をしっかり押さえてくれる探偵の特徴とは
探偵に夫や妻、または彼氏・彼女の行動調査を依頼する以上は、法的にも有効な証拠をしっかりと押さえてくれる、信頼できる探偵社に依頼したいですよね。
・「探偵業届出証明書」を取得している
・会社概要が明記され事務所を設けている
・広告の表現が他社と比べて誇大すぎないか
などのポイントがあります。
これらの特徴はインターネットの会社サイト等でも確認することができるため、まずは探偵社の自社HPからこれらの条件に該当するかどうかチェックして、条件に合った探偵社を3~5社ほどピックアップしてみるのが良いでしょう。
浮気調査が得意な探偵社を選ぶ
あなたが浮気の調査を探偵に依頼する以上は、浮気調査が得意な探偵社を選ぶ必要があります。
探偵社の行う調査は浮気だけではなく、人探しや素行調査といったように、浮気以外にも様々な調査を行っていて、探偵社ごとに得意とする調査内容があるため、まずは様々な調査の中でも浮気調査の実績が高い探偵社をピックアップしてみましょう。
年間調査件数〇〇件といったように、数字で実績数をアピールをしているHPもありますが、漠然とした数字から実績を判断するのではなく、具体的な浮気調査の実績数が多いかをチェックし判断しましょう。
「探偵業届出証明書」を取得しているか確認
サイト上に表示されていなければメールなどの問合せや電話して聞いてみるのも良いです。
この証明書は営業所ごとの届け出と、証明書の掲示が義務付けられており、ネット上でもHPの「会社概要」の項目から確認することができます。そして届け出を行っている探偵社は、届け出先の「公安委員会の場所」と 「探偵業届出証明番号」をホームページ上で公表しています。
なぜ「探偵業届出証明書」を確認する必要があるのか?
ではなぜ「探偵業届出証明書」を確認する必要があるのでしょうか?それは、あなたが選ぼうとしている探偵社が、法令を守る誠実な探偵社かどうかを確認するためです。
探偵が遵守するべき法令として「探偵業法」という法令があります。この法令は探偵の調査に関する一定の行為の禁止などの規則を設けて、悪質な探偵業者の排除を目的として制定された法令です。
そして「探偵業法」の法令の範囲内で探偵業務を行うことを条件として、公安委員会から「探偵業届出証明書」が交付され、もし届け出のある探偵社がこの法律に違反すると、法令に基づき懲役や罰金などの罰則が適用されます。
調査を行うのは原則自由ですが、多くの探偵社はこの法令を遵守することの証明を目的として公安委員会に届け出を行い、証明書の交付を受けて法令の範囲内で調査業務を行っています。
このように法令を守る探偵社をしっかりと利用することで、顧客への対応も誠実にしてもらえる可能性が高くなります。ですから調べている探偵社が「探偵業届出証明書」を取得しているかどうかは必ずHPで確認するようにしましょう。
会社概要の中身を調査しよう
探偵社のHPにきちんと会社概要、会社の所在地が明記されているかは、探偵社を選ぶ際に事前に確認しましょう。
会社概要を確認する目的は、そもそも、まず情報を公表していない探偵社を確認するためで、こういった探偵社は、会社情報をHPで開示できない悪質な業者である可能性があります。
また記載されている住所を確認するのも、住所をネット上で確認することで、レンタルオフィスではなく、きちんとした事務所を設けている、信頼できる探偵社であるかどうかを確認するためです。
複数の探偵会社を比較するポイント
複数の探偵社を3~5社ほどピックアップすることができたら、無料相談で雰囲気をつかみながら、さらに細かい条件で比較し絞り込んでいきましょう。
比較するポイントは
- 料金が明確であるかどうか
- 対応がしっかりしているか
の2つです。
ではこの2つのポイントを詳しく見ていきましょう。
調査にかかる料金が明確であるか?
まず浮気調査にかかる料金に関してですが、無料相談で具体的な費用を教えてもらえる探偵社を選ぶようにしましょう。
この段階で料金が明確でないと、あなたが実際に調査料金を払うことが可能かどうか、計算ができないからです。その結果、契約を結ぶ段階で予想外の費用を請求され、費用面から調査を断念してしまう可能性も出てきます。
また調査料金が明確でないということは、調査の内容も明確ではないということなので、調査後に予想外の金額を請求される可能性もあるため注意しましょう。
ただし、浮気調査は決まった時間内で終わらないことも多く、最初に決めた金額で収まらないこともあります。ですから比較する際は、時間内で終わらないことも想定し、この時に発生する追加の料金が明確になっているかも、しっかりと確認しておきましょう。
探偵社の対応がしっかりしているか?
次に無料相談を行う際は探偵社の対応が良いかはしっかりと確認していきましょう。
最初の段階で対応が悪いということは、最後まで雑な対応を受ける可能性があります。そしてその結果、今後の交渉や調査情報の確認の際に、行き違い・伝え忘れ・対応が遅いといったトラブルが起こる可能性があるからです。
・文章が雑で読みにくい
・担当者の言葉遣いが悪い
・文章の言葉遣いが悪い
・電話になかなか出ない
・返信が次の日になっても届かない
・担当者に変わる間に長時間待たされた
・夜遅くに返信があった
・折り返しの連絡が遅い
こういった対応を受けた場合は要注意です。
無料相談はメールやLINEなどの文章や電話での口頭で行いますが、この時の対応が雑な探偵社は避けるようにしましょう。しっかりとした調査をしないまま報告書を作成する調査会社の可能性があります。
避けるべき探偵社とは
上で紹介した以外にも、避けるべき探偵社の条件をいくつか紹介します。
例えば「連絡先が携帯のみ」の探偵社は、しっかりとした事務所を構えずに、レンタルオフィスなどを使用して業務を行っているケースが多く見られます。
また「探偵業届出証明書」を交付されている探偵社は、営業所に証明書を掲示する義務がありますが、もし「事務所に来るのを拒否」するような探偵社があれば、その探偵社は届け出を出さずに調査業務を行っている可能性があります。
最後に、他社と比べて費用が明らかに安すぎるケースです。調査金額に関してはある程度の相場が決まっているため、金額に応じた質の劣る調査をされる可能性や、後から予定外の高額を請求される可能性があります。
探偵社に依頼する際にかかる費用は?
探偵社に浮気調査を依頼する場合、実際にどういった部分に費用がかかっているのでしょうか?ここで具体的に見ていきましょう。
探偵の費用は
- 基本料金(探偵社ごとに別途設定)
- 車両費(車・バイクなど)
- 実費経費(ガソリン代や新幹線・タクシーを使用した急な移動など)
- 手数料(書類作成)
- 人件費(探偵にかかる費用)
これらを合算して計算されるのが一般的です。
この中でも依頼金額の大部分を占めるのが、実際に調査を行う探偵にかかる費用「人件費」になります。
「1時間の料金」の相場は1人あたり1~2万円
というのが一般的です。
例えば「1時間2万円の探偵」を「3人」で「4時間」の調査をした場合、上記の計算式では2×3×4=24万円となります。また深夜や早朝といった条件では別途金額がかかる場合もあります。
探偵社への依頼料金の大部分は「人件費」で成り立っているため、依頼金額の内訳を確認する際は、まず「人件費」がどういった条件でどのくらいかかるのかを業者に確認してみましょう。
調査に応じて料金システムがある
探偵料金は探偵社ごとに、お得な料金プランを設定している場合があります。
この中でも多くの探偵社で採用されている料金プランが
- 時間料金制
- パック料金制
の2つの料金システムです。
時間料金制の特徴
「時間料金制」は「調査員一人あたり、1時間〇万円」というベース金額から計算を行う方法で、どこの探偵社でも使われる一般的な料金システムとなります。
ただし後述する「パック料金制」と比較すると、1時間あたりの金額が高くなってしまうため、短期的なスポットの調査でのみ使われる事が多くあります。
ですから「時間料金制」は、調査する事前の情報が一通りまとまっていて、短時間で調査を済ませたい人にはおすすめの料金システムになります。
パック料金制の特徴
「パック料金制」は事前に依頼する調査期間が長いほど、1時間あたりの相場が下がる料金システムです。
例えば通常は探偵の1時間あたりの利用金額が1万円に設定されていても、「パック料金制」を選択することで、調査時間がトータル10時間だと9千円、また20時間だと8千円と、事前に設定しておけば1時間あたりの相場が下がっていくのが一般的です。
パック料金制を利用するメリットは、調査対象の情報が少なく、あらかじめ長期間調査を依頼することが分かっている場合に、「時間料金制」よりも「パック料金制」を利用した方がお得になるという点です。
ですから調査が完了するのにどれくらい時間がかかるのか、ある程度想定をして「時間料金制」か「パック料金制」かを使い分けていくのがおすすめです。
浮気調査の契約から解決までの流れを解説
浮気調査を契約してから調査が完了するまでは、どういった流れで進むのか疑問に感じる人も多いと思います。
・面談
・契約
・調査開始
・調査報告書による調査結果の説明
「無料相談」は電話やメール・LINEで、今のあなたの現状を探偵社に伝え、この現状を元に探偵社は、どういった調査をどれくらいの金額で行うのか、メールやLINEなどの文章や電話による口頭で、ある程度の見積りを出してくれる段階です。
次にこの見積りを前提に探偵社の事務所でカウンセラーの方と「面談」を行い、調査方法や金額に関して具体的な話し合いを行います。最終的にカウンセラーが提案する調査内容や、提示された金額に合意すれば、書面で「契約」を結びます。
「契約」が完了すれば、契約書に基づいた指定の期日から「浮気調査が開始」されます。調査期間は「契約」の際に指定した期日や、浮気を証明できる具体的な証拠を得ることができた時点で、探偵による浮気調査は完了です。
調査が完了すると、調査結果の詳細が書いてある調査報告書を作成し、「調査報告書による調査結果の説明」を受けます。
調査報告書は、調査結果の確認だけでなく、その後のパートナーとの離婚裁判でも、法的に有効な証拠として活用できますので、離婚や慰謝料請求を検討している方は、その調査報告書の内容が裁判でも通用するのか、探偵社に事前に確認しておきましょう。
調査報告書の内容に納得が行き、浮気の十分な証拠を得ることができれば、契約に基づく浮気調査は無事完了となります。
浮気調査を依頼する前に準備すべき事
また「自分がどこまで知りたいのか」を明確にしておきましょう!
パートナーの情報を事前に押さえておくことで、探偵社に調査を依頼する具体的な内容が明確となり、その後の調査もスムーズに行うことができます。ここで言う情報とは、パートナーの仕事のルーチンや、休日にどんな趣味でどこに外出するかなどです。
これらの情報をまとめてメモし、契約前にその情報を事前に伝えておけば、契約後に探偵が浮気調査をする際に活用することができます。
これで探偵も調査をスムーズに行えるため、調査時間の削減にも繋がり、その結果浮気調査にかかる費用を抑えることができる場合もあります。
また、パートナーの浮気調査を行う場合、
- 浮気現場の証拠だけでいいのか?
- 浮気相手の自宅や勤務先も知りたいのか?
など、最終的にどこまで知りたいかゴールを決めておくと、調査のゴールも明確になってきます。
例えば浮気の証拠を元に浮気を止めさせたいと思っている人は、「浮気現場の証拠」があればその証拠でパートナーを追い詰めることができます。
逆にパートナーと離婚した上で、パートナーと浮気相手両方に慰謝料を請求したいと考えている人は、浮気相手も含めた詳細な情報が必要になるでしょう。
このようにどのような結末を望み、最終的にどこまでの情報が必要かを、依頼前に明確に設定しておくと、契約前の交渉をスムーズに行うことが可能になります。
この2つのポイントを押さえておくことで、契約に向けた探偵社との交渉や、探偵が実際に行う浮気調査がスムーズに行えるため、この2つのポイントは浮気調査を依頼する前に事前にまとめておくことをオススメします。
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まとめ
探偵に浮気調査を依頼する際に、多くの人の悩みの種の1つといえるのが、依頼にかかる高額な費用です。そしてその費用をインターネットで調べてみても、各社バラバラなのが現状で、中には実際に「探偵1人で1時間いくらかかるのか?」HPを見ても全くわからない場合もあります。
こういった「人件費」の最低限の情報を開示できない探偵社は、結果的に高い費用を請求される可能性も否定できません。
この記事では、信頼できる探偵社を選ぶ方法を紹介しましたが、探偵社を選ぶ際には「人件費」が、HPでも明確に表示されているかどうかという点にも、ぜひ着目して選んでみて下さい。