素行調査を自分で行うことは可能?その方法とデメリットを解説

素行調査と一言で言っても、家族や結婚相手、パートナーの行動調査や、企業が行う就職や社員の素行調査など様々なケースがあります。

費用をかけずに、自分で尾行や聞き込み、あるいは携帯・スマホアプリなどを利用して問題解決することもできますが、自分で素行調査を行った場合には危険や注意点も伴います。そのリスクを減らすためには、探偵社や興信所に素行調査を依頼することで危険などを回避できます。

この記事では素行調査を自分で行うことは可能か、また自分で素行調査を行う際のデメリットや注意点を解説していきます。

素行調査とは?

そもそも素行調査って何をするんですか??

「素行調査」という言葉は、普段なかなか聞かないかも知れません。これは対象者の普段の行動や様子などの「素行」、いわゆる日常の行動を調査することです。

具体的には、婚約者の浮気の有無や友人関係であったり、外回りの営業社員がきちんと仕事をしているか、仕事の取引先が信用のある会社か、お金を貸している相手の行動、一人暮らしをしているこどもの様子、介護人が家族をきちんと介護してくれているか、などを調べたりと、素行調査の依頼件数は年々増加傾向にあります。

素行調査を自分で行う方法

素行調査はある程度なら自分でも行なうことができます。自分で行なうなら、空いた時間で行なえ、費用も比較的抑えることができるというメリットがあります。

具体的にはどういう方法がありますか?

素行調査の調査対象者は、交際相手や伴侶、仕事上付き合いがある人など基本的にあなたの身近の人だと思います。そのため、あなたは相手のこともある程度は知っているので、相手のことを比較的調べやすいこともありますね。

では、実際に自分で素行調査をするにはどのような方法があるのでしょうか。

SNSを調べる

今、多くの人がFacebookやTwitter、LINEなどのSNSを使っています。

いつどこに旅行に行ったか、どのお店で食事をしたか、誰と会ったか、仕事の愚痴、などを載せている人もいますし、そのSNSへのコメントを見ることで、誰と繋がっているのかや、調査対象者の評判なども分かったりすると思います。

人によっては、複数のSNSを使い分けている場合もありますが、調査対象者のSNSを調べることで、

  • 交際相手が浮気していないか
  • 競合他社にスカウトされていないか
  • 機密情報を記載していないか

などを知ることができます。

レシートなどをチェックする

調査対象者があなたの同居家族や、普段家を行き来している間柄の人だと、ゴミ箱に捨てられているレシートや、調査対象者の財布に入っているレシートを見たりできることもあると思います。

レシートでは、行ったお店や行った日時、駐車場の場所、宿泊先、支払金額、支払った内容などを知ることができます。その結果、なども知ることができます。

  • ホテルに行っていないか
  • 出張と言っていたが本当に出張だったか
  • 映画館やカフェなどだと一緒に行った人数

などがその例です。
またクレジットカードや通帳の明細などを見る事ができれば行動のヒントになるかもしれません。

対象者を尾行する

対象者を自宅から尾行することでも自分で素行調査をすることができます。尾行をすることで、調査対象者の勤務先がどこなのか、勤務先が本当なのか、家はどこなのか、休日や終業後は何をしているのか、誰に会っているのか、などを知り、もし浮気相手に会ったり、ホテルなど思いがけない場所などに行ったりしている場合は、自分で実際に浮気相手やホテルを確認し、撮影して証拠とすることもできます。

車内を確認する

調査対象者が普段車を使用する場合は、車内を調べることで素行調査をすることができます。カーナビの履歴や車内カメラで車内の様子を見ることで、行き先や目的地までの経路、同乗者などを知ることができますし、浮気などの証拠とすることもできます。また、もし調査対象者以外の人の落とし物を見つけた場合は、その落とし物も証拠とすることができます。

携帯電話やパソコンを確認する

あなたが調査対象者の携帯電話やパソコンを使える状態なら、携帯電話やパソコンの中のメールの履歴や検索履歴、画像、出会い系サイトの有無などを見ることでも素行調査をすることができます。検索履歴を見ることで、誰かにプレゼントを用意していないか、デートスポットを調べていないか、などを見ることができるのです。

ここで、証拠の押さえ方をまとめてみましょう!!
証拠として使える可能性の高い情報の押さえ方
・SNSのアカウントや投稿をチェックする
・財布や鞄の中身をチェックする
・相手を尾行する
・車の中を調べる
・可能であればスマホやPCをチェックする

自分で素行調査を行う際の注意点

誰かに依頼すると費用もかかりそうだし、自分でやった方がいいのかなぁ。。

自分で素行調査をするには幾つか重要な注意点があります。

 

まずは、自分で尾行する際、調査対象者にバレてはいけないという点です。慣れていない尾行をすることで不自然な動きになってしまいがちですし、調査対象者から元々顔が知られている場合が多いので、自分で尾行をするとバレやすいです。また、尾行中に誤って私有地などに入ったりすることで、不法侵入などの罪に問われるリスクもあります。またGPSのアプリや機器を本人に内緒で利用することは、2021年に改正されたストーカー規制法により違法とされていますので注意が必要です。

また、証拠となる写真などを撮影するのもとても注意が必要です。外回りの社員の尾行をしている場合、基本的に社員からある程度離れた場所からその社員を確認し、必要時は写真などの撮影をすると思いますが、離れた場所から、調査対象者や、場合によっては一緒にいる人の顔、場所まで分かる写真を夜間でも撮影するのは高い技術が必要です。

自分で素行調査をすると、普段している自分の学業や仕事、育児や介護などの時間が取れず、調査対象者と同居していたりすると調査対象者に素行調査がバレてしまいがちです。

また、相手に素行調査が感づかれると調査対象者が浮気・不倫などの証拠を隠したり、調査依頼者の疑いが無くなるまで浮気相手と会わないようにし、問題が解決しないでしまうこともあります。
対象者に警戒されることは最も避けなければいけません。

自分で素行調査をしつつ、日常生活もそれまでと同様にしなくてはいけない点も注意が必要ですね。

また、盗聴器の使用にも注意が必要です。外回りの社員が本当に仕事をしているかを知るために、法人として社員のカバンなどに盗聴器を隠し入れることができるケースもあります。

盗聴器の使用自体は違法ではありませんが、盗聴器を仕掛けるために勝手に社員の持ち物に改造をすることは違法行為になるので、注意するようにしましょう。

素行調査を自分で行うデメリット

注意点の他に、自分で素行調査をするデメリットを紹介しておきます!
・時間が掛かる
・労力が必要
・折角の証拠が法的に有効でない場合がある
・調査対象者にバレてから探偵社に依頼しても効果が少ない

まずは、想像しているよりも素行調査に「時間がかかる」という点です。

素行調査に不慣れな分、尾行一つをとっても、有効な証拠を感づかれずに入手するには非常に時間がかかります。調査対象者がビルやショッピングセンターなどに行った場合、出口が複数あるとどの出口から調査対象者が出て行ったか分からなくなることがありますし、繁華街で尾行をすると調査対象者を見失ってしまう場合もあります。

調査途中で、突然調査対象者がタクシーやバイクなどに乗ると自分も瞬時に対応しなくてはならず、別日の調査になり費用が高くなるケースもあります。

 

学業や仕事、家事や育児などで普段から忙しいのに、今まで経験のない素行調査をすると、ストレスや疲労などが溜まります。相談できる人も限られるので素行調査から来る疲労は溜まる一方です。また、自分で考えていたよりもはるかに多くの時間を費やすことになります。

注意しなければいけないのは、証拠が裁判で有効とならない場合もあります!!

外回りの社員がホテルに入った場合、その建物に入った写真を撮影しても、その建物に入った写真だけでは、その建物にどのくらいの時間滞在したのか分かりませんし、仕事先の人との待ち合わせのためにホテルに入った、と言われてしまうかも知れません。折角写真を撮っても、離れた場所からの撮影のため顔がブレていたりする可能性もあります。

また、途中で相手に素行調査がバレてしまった場合、もう自分で素行調査は続けられなくなりますが、その後で探偵社に素行調査を依頼しても、成功率は圧倒的に下がります。一度素行調査されているのに気付いた段階で調査対象者との信頼関係も失われます。

探偵事務所に素行調査を依頼するメリット

確かに自分で素行調査をすることは可能ですが、非効率的な方法で時間も労力も使い、調査対象者にバレて信用も失っては意味がありません。素行調査は探偵事務所に依頼し、自分の代わりに調査をしてもらうのがおすすめです。

確かに自分で素行調査をするより費用はかかります。探偵事務所によって料金プランは様々ですが、相場としては、調査員が1人につき1時間で5,000~12,000円、その他に報告書作成費用や機材費などの諸経費が掛かります。

しかし、探偵事務所に素行調査を依頼するメリットは以下のように様々なものがあります。

日常の生活を送れる

探偵事務所に素行調査を依頼することで、皆さんは今まで通りの生活を送ることができます。皆さんが普段通りの生活を送っていれば、調査対象者も自分が素行調査をされていることに気付きにくいはずです。また、皆さんとしても、自分一人で問題を抱え込まず、調査員という味方がいることで精神的にも安心できるでしょう。

ど相談にいらっしゃる方のほとんどは、自分や調査対象者に合っているか分からない方法で素行調査をしてしまい続ける可能性もあります。しかし、探偵事務所は素行調査経験や実績もあるので、皆さんや調査対象者に最適な方法で素行調査をすることができます。

法的効力のある報告書を作成してもらえる

探偵事務所の中には、弁護士がいる探偵事務所もあります。素行調査の結果によっては、調査対象者を訴えることも検討している場合もあるでしょう。社員を採用後に経歴虚偽や経歴詐欺が分かるかも知れません。

そのような場合でも弁護士がいるために法的に有効な報告書や訴訟資料、供述調書などを作成してもらうことができます。

また、写真などの証拠を入手する際も、素行調査に不慣れだと遠くから高い画質で顔もピントが合った決定的な写真を撮影するのは難しいですが、調査員であれば夜間でも対象者の顔や場所がはっきりと分かるクオリティの高い証拠写真や動画を合法の範囲内で撮影することができます。

相手に感づかれずに調査できる

顔見知りの人間が尾行した場合、当然ながら調査対象者にバレやすい、ということは先述しましたが、もし調査対象者が反社会勢力や組織と関わりを持っていた場合、自分で尾行をしていると自分の身に危険が影響が及ぶことも考えられます。

反社会勢力以外でも、浮気相手に顔を覚えられ、後に報復に遭う危険もあるかも知れません。しかし探偵事務所や興信所などに尾行など素行調査を依頼することでそのような危険や不安を解消することができます。

当アステル探偵事務所では、オンラインでいつでもどこでも無料でご相談ができ、素行調査の依頼も承っております。日本一の調査力をもつ調査会社とパートナーシップを結んでいますので、相手が対策を取ってしまう前に素行調査をご依頼いただければ、有力な証拠を入手するお手伝いが可能ですのでぜひ一度ご連絡ください。

まとめ

確かに素行調査は自分や法人でもできます。しかし、デメリットや危険もあります。探偵事務所なら合法の範囲で安心して素行調査を依頼することができます。この記事の内容を参考に、少しでも不安や心配があるなら、早めに対策を取り問題解決をしましょう。ご相談を心よりお待ちしております。

素行調査をお考えの方へ

アステル探偵事務所では、14000件を超える浮気、不倫調査等の調査実績がある調査専門会社と連携しております。お客様のご要望により証拠の確保はもちろん、裁判でも正式に利用できる調査書も作成致します。下記のフォームからお問い合わせ頂きますと、弊所相談員からご連絡を差し上げます。費用や条件面など、ご心配なことがありましたらぜひ一度ご相談ください。